自分に非がないのが明らかなのに、グジグジと嫌みばかり言う人、困っちゃいますよね?
仕事が絡んでくると余計に、回りともぎくしゃくしてしまい、うまくいかなくなってしまう原因に…
嫌みを言いたい人はどうしてそういう行動に走ってしまうんでしょう?
嫌みを言われやすい人は、どうしてそんな人ばかり引き寄せてしまうんでしょう?
「イライラするのはあなたの自由!だけど私を巻き込まないで!!!」
…と、大きい声で言いたいけど言えないあなたのために、緩和する方法を考えてみました!!
嫌味を言われやすい人と言われにくい人の違いは何?
嫌みを言われやすい人(というのもどうかと思いますが)はたぶん、おとなしく、優しく、控えめな人なんではないでしょうか?
イライラを抱えている人がこの人にだったら何を言っても、言い返されたりしない、怒ったり、荒ぶったりしない、と思ってしまうような人なのではないでしょうか?
嫌みを言う人は、ストレスの捌け口を嫌みを言うことに見いだしているのです。
誰かが特別ミスをしたとか、仕事が遅いとか、そんなことはどうでもいいんです。
空が青いのも、風が強いのも、資料がうまくめくれないのも、みんな誰かのせいなんです。
逆に嫌みを言われにくい人はどんな人でしょう?
- いつも自信に満ち溢れている
- 行動が早い
- 堂々としている
- 声が大きい(←これ、偏見?でも何でも弾き飛ばしてしまいそうな感じですよね?)
要は、自分よりできる人、自分より強い人に向かって嫌みを言う人はいません。
嫌みを言われるということは、相手より格下だと思われていると言うことに他なりません。
実際のところ仕事ができないとか要領が悪いではないんですね。
嫌みを言う人は、いつでも嫌みを心置きなく言える人を探しているんです。
それには自分より弱く、言い返すことなく、そこそこ面白い反応をしてくれる人じゃなくてはいけません。
堂々と嫌みを言う人の弱点を抉るような人を相手には選ばないのです。
モヤモヤを残さない!嫌味へのうまい返し方とは?
かといって、急に自信をもて!堂々としろ!なんていわれてもそういうわけにはいきません。
おとなしく慎重で、優しい雰囲気のあなたはそこが素敵なところなんですから。
批判、抵抗、泣くなどは逆効果
じゃあ、どうやって嫌みを止めてもらえばいいんでしょう?
「やめてください」「迷惑です」のような、直接相手を批判するような言葉は、どうも調子にのせてしまう原因になるよう。
程よい抵抗も嫌みを言う人は求めているみたいなんですよね、困ったことに。
ましてや「泣く」なんて最悪です。
イヤミさんは大喜びです。
言ってはいけないことを言ってしまったと思わせる
じゃあ、どうやって切り返してやればいいんでしょう??
思うに言ってはいけないことを言ってしまった、と感じてもらうことが一番なのではないかと思うんですよね。
イヤミさんは嫌みだと思って発言していない節もあります。
なので、不味いことを言ってしまったと感じてもらえる返しをしたいものです。
例えば
「家族の具合が悪くて早退したい」
と申し出たあなたに、
「この忙しいときに早退なんて信じられない。他の家族に頼めないなんて、どうかと思うなー」
などと言われてしまったとき。
ここはどんなに頭に来ても冷静に家族の病状を説明しましょう。
吐き気は治まらないし、食事もままならないし、目が離せません。
私は休むことができなかったので、今日までは他の家族に頼んでいましたが、みんなもそんなには休めなくて…(さらに続く)」など
冷静に今の状況をこんこんと説明しましょう。
イヤミさんはあなたの状況などお構いなしに嫌みを放ってしまいましたから、そんなに大変な状況の人に、言ってはいけないことを、しかもみんなが見ている前で言ってしまったわけです。
そしてとどめに
「○○さんにならわかっていただけると思いましたが…悲しいです」
と素直に自分が傷ついたことを告白します。しかも淡々と。
他の人が聞いていて、どう思うでしょうか?
きっとこの瞬間、イヤミさんもそれを頭の中で計算していると思います。
どう考えても分が悪い。
これは「自分の具合が悪い、怪我をした」「ちゃんと手順を踏んだ上で有給を使って旅行にいく」など、特に責められる理由がないはずの欠勤時に嫌みを言われたときに使えます。
オウム返しで返事する
イヤミさんは特になにも考えず、嫌みを言います。
もう癖です。
習慣です。
なのではっきりとは、自分が何を言っているのかをわかってはいません。
なので嫌みを言われたら言われたままで返す、というのも結構堪えるもののようです。
「そんなこともわかりませんでした」
「こんなの常識でしょ?」
「常識でしたか」
「センスが悪いねー」
「センス悪いんです」など
自分が放った言葉がそのまま返ってきたとき、言葉が持っている暴力的な部分に初めて気がつくこともあるかもしれません。
そしてオウム返しで返答するときも、冷静に。
逆に褒めてみる、気遣ってみる
なんなら褒め称えましょう。
イヤミさんはもしかすると、誰かを下に位置付けることで自分を認めてほしいのかもしれません。
本当は自信がなく、弱い自分を嫌みを言うことで守っているのかもしれません。
だったらそれを逆手にとって、誉めてみるというのはいかがでしょう?
「本当に仕事ができない部下を持つと苦労するわ」
「いつも○○さんにお願いばかりで申し訳ありません。
頼りになるのでつい…。
これからは気を付けるようにします」
あとは心配している感じに返してみたり。
「あなたの顔見てると、イライラするのよね」
「お仕事つまっていてお疲れなんじゃないでしょうか…。
少し休まれた方がいいかもしれませんよ?
あ、私コーヒー淹れてきましょう」
これをやっぱり淡々と、しかも同僚たちが見ている前でやったら、どちらが理不尽でおかしなことを言っているかなんて、一目瞭然。
言われた方も失言に内心青くなっていると思いますよ?
嫌みを言われる人はまさに、サンドバッグのようなもの。
イヤミさんのストレスをぶつけられているのです。
でも、サンドバッグだって殴り方次第では、殴った方へ返ってくることだってある…ということをわかってもらえれば、とりあえず成功です。
でもどんなにイタイ目に遭っても、イヤミさんの本質はそうは変わりません。
仕事に害がない程度に、そっとそばから離れる努力をしましょう。
お付き合いしていても、あなたがすり減るだけですよ!
嫌味を言われやすい人の特徴とうまい返し方まとめ
嫌味を言う人はストレスなどから誰かに当たりたい、実は自分に自信がない…という可能性が高いです。
自分が嫌味を言ってスッキリできれば、相手は基本的に誰でも良いのだと思います。
しかし嫌味を言うような人は誰でもいいとはいっても、その中でも自分に言い返してこなそうな優しく控えめな人を選んでいる傾向はあります。
嫌味を言うような人は逆に自信があり、堂々としていて言いたいことは言えるタイプの人のことは警戒します。
そんな相手の嫌味に落ち込んであげる必要はありません。
嫌味を言われたら
- まずいことを言ってしまったと思わせる返し
- オウム返しで返答
- 褒めてみる、気遣ってみる
などの返し方で「相手の思うつぼ」になることを避けましょう!
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