家事や仕事で水を使ったり、紙や布を触る機会が多いと手が乾燥して指先まで荒れてしまいますよね。
特に指先は物に当たる頻度が高いので、皮膚が硬くなったりささくれができたり綺麗に保つのが大変です。
この記事では
- 爪周りの白く硬い皮膚はどのように処理すればよいのか
- 指先を含む手全体を綺麗に保つためのケア
爪の周りが汚い…白くてかたい皮膚はどうすればいい?
なぜ皮膚が硬くなってしまうのか
爪の周りの皮膚が白く硬くなる原因は、乾燥により皮膚が角質化してしまっている為です。
角質化は皮膚の中の保湿するための細胞や成分が、水分が不足することによりうまく働かなくなってしまうために起こります。
小麦粉などの粉物を練る時に水分が多ければ柔らかく、水分が少ないと硬くなってしまうのと同じですね。
つまり一番の原因は「乾燥・水分不足」です。
一度硬くしてしまった皮膚は、角質を軟化するクリームを塗ることにより治すこともあります。
しかしどのみち肌のターンオーバーにより、新しい皮膚に生まれ変わります。
なので角質化してしまった皮膚は除去し、新しくできる皮膚を乾燥させないように予防することが指先を綺麗にするために必要なことだと思います。
硬くなった皮膚はどうすれば良い?
硬くなってしまった皮膚は諦めて、一度除去しましょう。
ターンオーバーを待たずに自分で除去する場合は、キューティクルニッパー(ネイルの時甘皮を処理するのに使う)を使いカットするのがおすすめです。
硬くなった皮膚は、つい気になって手でむしり取ってしまうこともありますよね…。
しかしそのように取ってしまうと、まだ柔らかい必要な皮膚まで取ってしまうかもしれません。
まだターンオーバーで生まれ変わる段階ではない柔らかい皮膚を取ってしまうと、さらに皮膚が硬くなる原因となります。
これは「必要な部分(柔らかい皮膚)がなくなってしまったので、もっと硬く強力な皮膚を作らなきゃ!」と皮膚が体を守る機能が働くためです。
また爪切ややすりで除去する方もいます。
しかし爪切りややすりだとどこまで除去していいかわかりずらく、柔らかい部分まで除去してしまう可能性があるので使用する場合は注意が必要です。
その点キューティクルニッパーだと、爪切りより刃の部分が小さめなので切り過ぎを防げます。
私はセルフネイルのために購入した「UTSUMI キューティクルニッパー」を使っています。
他の物を使ったことがないので比較はできませんがしっかり切れますし、問題なく使えています。
ネイルサロンへ行けばネイルの前に余分な部分を除去してもらえますが、自分で除去する場合には
- お風呂後など皮膚が柔らかい状態の時に除去する
- 柔らかい皮膚は巻き込まないよう、浮いてしまった部分のみを慎重にカットする
などがポイントです。
カットするときにはネイルオイルなどで皮膚を柔らかくしてからが良いのですが、面倒ならお風呂上がりなどは皮膚が柔らかくなっているのでおすすめです。
切り過ぎて出血してしまうと、傷口となりさらに乾燥・硬い皮膚が作られるなどの原因となりますので、気持ち硬い皮膚を残すくらいでカットするのが良いと思います。
またカット後はしっかり保湿し、新しい皮膚ができるまでなるべく患部を触らないよう気をつけてくださいね^^
爪の周りの皮膚を柔らかく綺麗にするケア方法
不要な角質が除去できたら、皮膚が硬くならないようケアをしていきましょう。
顔などと同様、すぐに新しい皮膚ができるわけではないので数日で終わらせないである程度続けていくのが大切です。
ハンドクリーム・キューティクルオイルを使う
綺麗な指先にするためにはとにかくこまめな保湿です。
角質化した皮膚を除去した直後から、ハンドクリームはこまめに塗るようにすると指先だけでなく手全体を綺麗に保つことができます。
また、特に指先を保湿したいという場合はキューティクルオイルを使用するのがおすすめです。
私が使ってみて一番良いなと思ったのは「uka」のネイルオイルです。
香りや保湿具合によって使い分けられること、ボール式になっていてオイルがたれたりつけすぎたりするのを防げるので使いやすいです。
もう少しお安いものだと「無印良品 ネイルケアオイル」もおすすめです。
こちらもペンタイプになっているので塗りやすいのと、オイルが少し硬めなのが良いです。
ネイルオイルにもいろいろな容器のタイプがありますが、やはりペンなどのタイプの方がサッと塗れるので面倒に感じなくて良いと思います。
オリーブオイルでのパック・手袋で保湿を強化
少しでも早く綺麗にしたい!という時は、オリーブオイルを指先に塗ってラップなどを巻きパックするのがおすすめです。
パックして少し放置した後、軽く水で流してくださいね。
さらにお風呂で行うと、温まり浸透も良くなります。
ラップを巻いた後に手袋をすれば、他の作業もできるので何かを始める前にささっと塗ってみてくだい^^
でもそんなの面倒!というならばハンドクリームとネイルオイルを塗って、寝るときに手袋をするだけでもだいぶ違います。
水仕事をする時はゴム手袋をする
そして料理や掃除など水を使うときはなるべくゴム手袋などをして手を守りましょう。
すでに荒れてしまっている場合は、ゴム手袋をする前にハンドクリームを塗っておいてくださいね!
正直面倒ですが、手を洗ったらこまめに保湿をしていくことがきれいな肌、指先を保つために必要不可欠です。
手洗いをした後なら、ハンドクリームの他にも「アトリックス ハンドミルク」もおすすめです。
ハンドソープのように手に出して少し馴染ませた後、水で流すだけなので私的にはとても楽でした!
手洗いをした動作のついでにできること、ハンドクリームほどべたつかず保湿できることがおすすめポイントです。
爪の周りの皮膚が硬い時の対処法まとめ
爪の周りの皮膚が白く、硬くなってしまう原因は水分不足、乾燥により皮膚が角質化してしまっているためです。
硬くなってしまった皮膚は元に戻すのは難しいですが、ターンオーバーで自然と生まれ変わります。
すぐに改善したい場合は角質化した硬い皮膚は除去し、新たな皮膚が硬くならないように予防しましょう。
硬くなった皮膚を除去した後は、
- ハンドクリーム、キューティクルオイルで保湿
- オリーブオイルでのパック
- 手袋で保湿を強化
- 水仕事をする時はゴム手袋をする
などで保湿ケアを徹底しましょう。
手に限らず肌ケアは、続けることとこまめにケアできるかが重要です。
少しめんどうですが、できることだけでもやってみてくださいね。
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