ほくろ除去は美容外科でも行っているので、シミ取りなどのように高くて手が出しずらいというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
また、保険が適用になるのかも気になりますよね。
この記事では
- 一般的にほくろ除去にかかる費用の相場
- 保険は適用になるのか
など金銭面での疑問についてまとめています。
ほくろ除去にかかる費用はどれくらい?
ほくろ除去の相場
ほくろを除去する数や大きさ、保険適用かによって料金が変わってきますが相場は5000円~15000円というところが多いです。
皮膚科や形成外科などではほくろ1つで3000円~5000円のところが多い印象です。
美容外科だとその倍くらいになることもあるので、ほくろの状態によっては10000円~30000円は想定しておいた方が良いかもしれません。
保険対象外の実費、レーザー除去の場合で
- ほくろの大きさが~1mm程度で5000円前後
- ほくろの大きさが~5mm程度で15000円前後
など除去するほくろの大きさによって金額が決まるクリニックもあります。
またクリニックにもよりますが複数のほくろを一度に除去する場合は、上記の金額×除去するほくろの数の金額がかかるところが多いです。
クリニックによって料金設定はさまざま
その他にも
- 1回1個の切除で10000円くらい
- 1回に5個までの切除で18000円(1個あたり3600円)
- 1回に10個までの切除で30000円(1個あたり3000円)
と、まてめて切除すると安くなるクリニックもあります。
ほくろの大きさが大きくなると1回に1個の切除で費用も18000円~36000円くらいと、大きくなるにつれて料金も高くなります。
大きいほくろになると、保険適用の除去方法でできることもあります。
その場合は3割負担となるので、5000円~20000円くらいでしょう。
その他想定される料金
上記の除去費用以外にも、麻酔代や薬代が別途かかります。
病院によって料金も違ってきますが、麻酔代と治療代で10000円前後かかることも。
保険が効かない場合は全体を見ると少し高いと感じるかもしれません…。
上記はひとつの目安として参考にしてください。
ほくろ除去の価格に関する口コミ
金額についての口コミを調べてみましたが、クリニックによって本当に様々です。
安いところが必ずしも危険というわけではないですし、ほくろの大きさはもちろん、根が深かったり病気の可能性があるとレーザー除去以外の除去方法を勧められるかもしれません。
その場合は金額が変わることがあります。
レーザー除去とメスを使った切除だと、切除の方が高くなると考えて良さそうです。
また1回で取りきれない場合には2回、3回と施術を受けることになります。
その場合「取り切れない場合や再発の場合には無料で除去してくれる」クリニックもあれば「治療を受けるたびに料金がかかる」というところもあります。
ここまでに書いた金額や口コミは一例です。
予約やカウンセリングの際に、料金についてしっかり聞いてみてくださいね。
ほくろを除去するのに保険は適用される?
ほくろ除去に「保険が適用されるのか」ですが、保険診療として除去してもらえるか、自由診療での治療となるのかで変わります。
保険適用に必要な条件
まず重要なのは保険診療として扱ってもらうためには、
- 保険適用が可能な病院での施術であること
- ほくろの状態(病気の可能性のあるほくろか)
- 施術方法(主にメスを使用する方法で適用)
という条件に当てはまる必要があります。
これらの条件に当てはまるのかどうか、まずは皮膚科や形成外科で相談してみましょう。
美容目的での除去は保険適用外
基本的に保険診療となるのは「病気の可能性のあるほくろの除去」で、「美容目的での除去」は自由診療となり全額負担となります。
判断はお医者様によって変わるので、病気じゃないのに保険適用で除去した人などを見かけることもあるかもしれません。
一度診断してもらわないとわからないことなので、保険適用かどうかが気になる場合は皮膚科か形成外科を受診すると良いでしょう。
美容外科の場合には、絶対に保険適用外ということはないと思いますが「美容目的での除去」と判断されてしまう可能性は高くなります。
基本的にほくろは疾患ではありませんので診察で病的なもので除去の必要があると判断されないと、保険適用にはならないかもしれないと思っておきましょう。
予防という理由での除去の場合
ほくろはあまり刺激しない方が良いというのを聞いたことがあるかもしれません。
ほくろの位置によっては、そういったことを気にしての除去を考える方もいますよね。
しかし残念ながら普通のほくろで予防という理由での保険適用はできません。
もちろん予防の中でも、病気の疑いのあるほくろと診断されれば保険適用になります。
ほくろの良性と悪性は見分けられる?
保険適用の有無を左右するほくろの状態、自分でもある程度見分けられるのか、お医者さんは見ただけで判断できるのか気になりますよね。
悪性のほくろの特徴は?
大抵のほくろは良性で問題ないので、その場合には美容外科での除去でも問題ありません。
悪性のほくろかどうか見分ける際の特徴としては
- 痛みや出血がある
- 形が普通のほくろとは異なる
- ほくろが大きくなる(6mm以上)
- 日常生活に支障が出る
などがあり、あきらかに普通のほくろとは異なるな…といった場合には悪性の可能性があるかもしれません。
しかし素人判断ではやはりわかりにくいものです…。
保険適用かの判断はすぐにできるの?
診察してもらう際には、上記で書いたような形や大きさなどのほくろの特徴がないかや急に大きくなったほくろかどうかなどの見た目や状態でまず判断されています。
病院によってはダーモスコピーという器具を用いた判断で良性か悪性かを診てもらう場合もあり、それでも判断できないほくろに関しては除去後病理検査に出して詳しく調べてもらう形になります。
その為見ただけで必ず良性、悪性と診断されるわけではないということになります。
ただ見た目で良性だと判断されると、保険適用での治療は難しいかもしれません。
それでも保険診療にしてもらえるかはお医者さん次第です…m(_ _)m
ほくろ除去の料金の相場まとめ
ほくろ除去の相場は、一般的に多く行われているレーザー除去でほくろ1個につき5000円~15000円程度です。
美容目的での除去の場合、保険が適用になることは難しいです…。
悪性の可能性のあるほくろなど、保険が適用になる場合はもう少しお安くなることもあります。
金額、ほくろの状態ともに、実際に病院で診てもらうのが一番確実ですが上記の相場もご参考になさってください^^
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