ほくろ除去の一番の不安といえば、傷跡は残らないの?ということですよね。
ほくろは気になるけど、傷跡が残ってもっと気になる見た目になってしまったら…と思うとなかなか除去に踏み切れません。
どうやって術後のケアをすればいいのかもわからないですよね。
ほくろ除去の跡は怪我をしてしまった時の傷のようなものです。
なるべく綺麗に治すために、心がけると良いことをまとめてみました。
ほくろ除去の術後ケアの方法はある?
ほくろ除去後の跡はすぐに治るわけではなく赤くなったり、まだほくろが残っているのではないか?というような状態だったり不安になると思います。
完全に目立たなくなるまでには早くて1ヶ月、最低でも半年程度みる必要があります。
どのくらいで傷跡が治るのかは、個人の体質や除去したほくろの大きさにより変わります。
ほくろを除去した跡というのは、基本的には怪我をしてしまった時の傷のような感じを想像していただけるとわかりやすいと思います。
怪我の跡も、治りが遅い方、うっすら傷跡が残ってしまう方などいますよね。
除去跡は赤みが落ち着いてくると、肌が再生しようとしてかさぶたになります。
なるべく患部は触らないようにし、また保護テープを無理矢理剥がすなど刺激を与えないようにしましょう。
UVケアは必須
ほくろ除去をした後に一番気をつけた方が良いことは「患部に紫外線が当たるのを避けること」です。
患部でなくても肌に紫外線を浴びると日焼けしてしまい、そのうちシミになってしまいますよね。
ほくろを除去した部分の肌はデリケートな状態になっている為、普段よりさらに紫外線に弱くシミになりやすいのです。
そのためほくろはなるべく紫外線の少ない季節に除去するのがおすすめです。
特に日焼けしやすい体質の方は、日焼け対策は徹底しておきましょう。
ほくろを除去した部分にはテープを貼りますが、テープを貼っているからといって安心はせず、日焼け止めや日傘などの対策はおこなうように心がけてくださいね。
そして室内でも一応対策しておいて損はありません!
除去直後は特に気をつけましょう。
傷口は清潔にしてテープを貼る
テープと軟膏でのケアについて
術後すぐは患部にテープを貼りますが、1~2日くらいはなるべく患部を避けて洗うをしましょう。
その後はテープを貼った上から洗っても大丈夫です。
ほくろ除去の際には軟膏を処方されることが多いと思いますので、医師の指示に従って塗ってくださいね。
除去したほくろの大きさが小さい場合には、軟膏は処方されない場合もあるそうです。
軟膏を塗る時は患部に直接触れることになるので、こすったりせずに優しくクリームを乗せるようにすると刺激が少ないです。
レーザー除去の場合はテープを貼ることがほとんどだと思います。
切除し縫合している場合はガーゼなどで対応することもありますので、術後ケアの為に用意しておきたい場合は事前に医師に確認してみましょう。
テープの貼りかえ頻度
テープを貼りかえる頻度ですが、傷口は清潔にしておいた方がよいのですがあまり貼り替え過ぎても良くないと思います。
テープの粘着が強い場合には無理にはがそうとすると、患部の周りの皮膚が引っ張られてしまいます。
そうすると肌が刺激を受け除去した跡が色素沈着になってしまうことも…。
一般的には、
- 2~3日に1回貼りかえる指示を受けたという方
- 自然にはがれるまでははがさないという方
が多いですが、テープはどのくらいで交換すればいいのかも医師に確認しておきましょう。
もし軟膏を塗るためにはがす場合は、水で流しながらなどテープの粘着力をなくし、そっとはがしてみてください。
またテープでの保護も軟膏とおなじく、いつまでしておくのかは傷の治り具合や医師によって様々です。
テープ、軟膏ともに傷口にかさぶたが張ったら辞めたという方も多いです。
またテープなどを貼らなくてよくなっても、日焼け対策は続けましょう!
ほくろ除去後貼るテープはキズパワーパッドでもいい?
ほくろを除去した部分にテープを貼っておくと言いましたが、テープは病院で処方されることも多いのでその場合には処方されたテープを使いましょう。
テープは医療テープのような素材のものがほとんどですが、医療テープよりもキズパワーパッドの方が良いという方もいます。
実際ほくろを除去された方で途中からキズパワーパッドに変えたという方もいるのですが、これは必ずしも良いとは言えません。
傷口は「湿潤治療」した方が良いという話から、キズパワーパッドがおすすめされているようですね。
湿潤治療では患部にかさぶたが張る前に、患部を湿潤状態にしておき肌の組織の修復が促進されるようにします。
この湿潤状態をキズパワーパッドによって保つと、治りが早いのではないか?という理由からおすすめされる方もいるようです。
しかし医師にもよりますが「傷口がふさがっていない場合は湿潤環境にすべきだが、そうでないなら細菌の繁殖が心配される」と言われた、という口コミもあります。
湿潤治療が適用されるかどうかの診断は必要であり、治療前後の受診は必ず行うようにすることが望ましい。
家庭での治療は、軽度の創傷(軽度の擦過傷、切創)に限って用いられるべきであり、なおかつ、痛み、化膿その他の異変が発生した場合は速やかに医師の診察を受ける必要がある。
なので湿潤治療については、素人判断でするのは難しいものです。
傷の治りが早い人も遅い人も当然いるので「傷跡が治るのか心配になった」「早く直すためにもキズパワーパッドを使用したい」という場合もあるかもしれません。
ですが治りが遅い場合は医師に相談、そうでなければ慌ててキズパワーパッドを使用することもなさそうです。
また、湿潤治療を適用すべきではない一例として
出血が多く、絆創膏やガーゼ程度では止血が維持できない場合。
特に受傷初期において、1 – 2日経っても治癒の進行が無いか、遅いように見える場合(悪化する場合も)。
とあります。
傷の治り具合によっては悪化することがないとも言えないので、自己判断での使用は控えておいた方が良いでしょう。
ほくろ除去術後のケアまとめ
ほくろ除去後の患部はケガの傷跡と同じようなものです。
- 清潔を保つ
- 刺激を与えない
- 日焼け対策をする
は後悔しないためにも最低限必ずやっておいてくださいね。
「保護テープ」「軟膏」「キズパワーパッド」の使用に関しては、基本的にはたくさんの患者さんを診てきた医師の指示に従うのが一番です。
少し大げさに聞こえるところもあったかもしれませんが、気をつけておいて損はないです!
特にお顔の治療の場合は、跡をなるべく残さないためだと思って気をつけましょう。
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