コンプレックスが気になってしまい、人と上手く接することが出来ない・他人と比較してはすぐに落ち込んでしまう・自分が嫌いということはありませんか?
実は、それは自己肯定感の低さが原因の一つです。
自己肯定感が低いと色々なことが気になってしまいストレスになったり、毎日を生きるのもしんどくなったりします。
この記事では、自分を嫌いと感じてしまうことの改善方法や毎日を生きやすくする方法・他人との比較をやめる方法についてお話します。
自分が嫌い!他人と比べてしまう…こんな気持ちを解決する方法はある?
自分は見た目も全然良くないし、大した能力もないし…と感じていると自分を嫌いになってしまいますよね。
そんな自分を嫌っている自分を更に嫌いになってしまい、自分が嫌いというループから抜け出せない状態はとても辛いものです。
出来れば自分を好きになって、生き生きと過ごしたいことでしょう。
自分が嫌い…は自己肯定感の低さが原因
そもそも自分を好きになるということは「自己肯定感」というものに関係しています。
自己肯定感とは簡単に言うと、自分で自分を認めている感覚のことを言います。
自分は〇〇が出来るから凄い!〇〇が上手いから素敵!という条件ではなく、自分という存在そのものに対して自分はこれで良いのだと感じている状態のことです。
この感覚が強ければ強いほど自己肯定感は高く、弱ければ弱いほど自己肯定感は低いと言えます。
自分が嫌いという人は、まさにこの自己肯定感が低い状態だと言えますね。
自分を外側のものさしで測っている状態です。
「〇〇が出来ないからダメな人間だ」などと自分が何かが出来るから良い、出来ないからダメと思っているのですね。
そして、このような心理状態の時には、
「〇〇を持っていたらもっと幸せなのに…」
と感じるようになります。
そしてその求めているものを手に入れようと必死になって行動したり、失敗やできない部分に目を向け満足出来ない自分を卑下し続けたりします。
自分を好きになるためには、自己肯定感を高めるということが重要だと先程お話しましたね。
なので、仮に求めているものを手に入れたとしても、自分を本当の意味で好きになることは出来ないのです。
それよりも、手に入れるために頑張ったことによる疲れや燃え尽き・結局手に入らずもっと自信を無くしてしまうということにも繋がります。
じゃあどうしたらいいの?ずっと自分を嫌いなままなの?と思ってしまいますね。
実は自己肯定感を高めるためには、何かを手に入れるよりもずっと身近な所に解決方法があります。
それは、「自分が今、当たり前に出来ていること」です。
「いやいや、私は全然いい所がないから、今のままの自分が嫌いなんだよ!」という風に思うことでしょう。
ですが自己肯定感の低い人は自分が出来ていることや他人よりも優れているものに対しては、当たり前・意味の無いものなどと感じています。
これは本当に無意識に感じることなので、本人は本当に自分にはいい所がないと思っている状態なのです。
自己肯定感とは、そのままの自分を良いと感じられる感覚のことです。
今の自分にない何かを手に入れたからと言って、自己肯定感にはほとんど影響はありません。
確かに一瞬は気持ちが満たされたように感じるのですが、物欲と同じようなものですぐにまた何かを欲するようになってしまうのです。
可愛いお洋服は何枚持っていても欲しくなるのと似たような感覚ですね。
だから、今の自分が持っているものを認められないと、自分を好きになるのはとても難しいのです。
この感覚は無意識であるがゆえに、今の自分が持っているものや出来ているものを認めるのはとても違和感を持つでしょう。
ですが少しずつ自分を認めてあげることを続けていけば、「あれ?最近少し自分を好きになってきたかも!」と感じる瞬間が訪れます。
その方法をいくつかご紹介しますね。
自分の良いところを書き出してみる
まずは、人に褒められたことのある部分を思い出してみることです。
今まで一度でもいいので、誰かに褒められたことがある部分を書き出してみましょう。
最初は「そんなもの社交辞令に決まっている…全然大したことじゃない…」と感じると思いますが、何でもいいのでいままで言われて嬉しかったことなどを思い出してみてください。
そして自分にはこんな良い一面もあるんだなぁ、と感じてみて下さい。
また、自分でここだけは好きだと感じている所があれば、それもピックアップしてみて下さいね。
あまり意気込み過ぎずに「自分にもこんな良い所があるのだな」と感じるだけで大丈夫です。
これを習慣付けるようにすると、だんだんと気分が変わってきますよ。
自分の気分の良い時間を増やしてあげる
もう一つは、自分がいい気分である時のことを思い出すことです。
今まで一度でも良いので、気分がとても良かったと感じたことがあるはずです。
その時の自分は、何をしていましたか?どんな風に振舞っていましたか?
そういう時間を今よりも増やすことで、だんだん自分を好きになることが出来ます。
そしてその分、毎日が楽しく感じられるようにもなるでしょう。
どちらも無理にやろうとせずに、まずは気が向いた時だけでもいいのでチャレンジしてみて下さいね。
他人との比較や劣等感でしんどい…自分らしく楽しめるようになるには?
他人と比較してしまうのは仕方のないこと
自分をだんだん好きになってきても、自分より優れている人を見ると劣等感で辛くなってしまうこともありますね。
そうなると一気にまた自分を嫌いな状態に引き戻されたり、嫉妬でモヤモヤとしてしまったりすることでしょう。
何かと比較するのは、私達人間の悪い癖の一つです。
程度の差はありますが、誰でも誰かと自分を比較して落ち込んでしまうことはあるのです。
なのでまずは、他人と比較してしまう自分を責めないであげて下さいね。
他人と比較をしている自分を感じたら、また始まった…くらいに客観的に見るようにしてみましょう。
そして、自分と他人とでは生きてきた環境や性格、考え方など全てが違います。
色んな人がいるから世の中は成り立っているので、当たり前のことですね。
誰かと全く同じ経験をしてきた訳でもないし、全く同じ才能を持っている訳でもありません。
なので、誰かより劣っている部分があることが当たり前なのです。
でも実はその分、自分の方が相手より優れている部分があるのですが、自己肯定感が低いとそのことにも気が付けません。
ますます他人との比較で追い込まれていき、自分は本当にダメな人間のように感じられます。
比較するなら過去と今の自分
そんな時に有効な方法は、「過去の自分」と「今の自分」を比較することです。
他人とは元々の素質が違うため、比較をしてもキリがないのです。
ただ自分を貶して終わるだけなのですね。
でも「過去の自分と今の自分」を比べるという方法ならば、自分の成長の糧にすることが出来ます。
過去の自分は出来たのに今の自分は出来ないという風に捉えてしまうとしたら、今はもうそのステージを抜けて新しいステージを切り開くタイミングなのかもしれません。
ずっと同じ所にいるよりも、色々な所に行く方がずっと楽しいですよね。
何か新しいことにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
いままで勇気が出なくてできなかったことや、やらない理由を探して手を出していなかった新しいことを始めてみませんか?
そうすると、昨日までとは少し違う自分に気づけるかもしれません。
私は何事もタイミングが大事だと思っています。
もし何かに疲れてしまい、新しいことを始める気にならない時はあなたにとって「休むとき」なのかもしれません。
人に言われて無理に何かを初めても、きっと楽しくないし気持ちも続かないと思います。
自然と行動しよう、何かを始めてみようと思えたその時があなたにとってベストなタイミングなのだと思います。
自分を好きになれなくてつらい時の考え方まとめ
あなたはきっと今よりも自分を楽しませたい!と感じているからこそ、この記事を読んでくれたのだと思います。
まずは自分を楽しませようというその気持ちを大切にして、毎日を過ごしてみて下さい。
それだけで、だんだんと気分が変わるはずです。
「変わりたい」と思う気持ちを持っている、そのことがすでにあなたの素敵なところだとわたしは思います。
そして、何かをただ楽しむということにも意識を向けてみて下さいね。
そういう時間が増えることで、人生は楽しくなっていきますよ。
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